下記の項目を選択してください。
種 別 | 項 目 | 内 容 | 種 別 | 項 目 | 内 容 |
挨拶状 |
社交儀礼
タテ書きとヨコ書き
貴社と弊社
段落落ちと句読点
発信年月日
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ビジネス挨拶状は、宛名や差出人が個人名だとしても「会社」
対「会社」の挨拶状です。従って親しい間柄のやり取りでは なく、社交として儀礼的な内容になります。 ”記載しなくても意図は通じるはず”ではなく、必要なタイミ ングに丁寧且つ姿勢を正した儀礼的な文章で伝え、場合によ っては必要な品を贈る事が基本です。
日本語の正式な挨拶状は、お詫び・弔事・お見舞いに関して
は、礼儀を重視してタテ書きが基本です。 一方、レセプションなどの招待状のようにタテ書きでは逆に イメージがズレてしまう場合や、ビジネスの用件を伝える内 容(例:セミナー開催のご案内)の場合はヨコ書きでも構い ませんが、特に理由のない限りはタテ書きをお奨めします。
形式を重視する場合、挨拶状の行の上の方が格が上になりま
す。従って「貴社」や「○○様」という言葉は行の上半分に くるように配置し、「弊社」や「私」は行の下半分に配置す るか、または一回り小さく記載します。
挨拶状では古く書簡を書いていた頃からの慣習により、段
落落ちがありません。また句読点をつけない慣習も現在残 っています。明治以前は漢文が読めない人に対して訓点を つけており、句読点もその類と考え、相手に教養がないと 判断している解釈となるため、句読点をつけない慣習が、 現在も続いています。
平成○○年○月○日または平成○○年○月
会社設立/開業/社屋落成/創立記念 平成○○年○月○日 会社移転/支社移転/組織変更/社名変更/合併/ 提携/休業/就任/異動/転勤/着任/退任/ 各種通知/祝い状/見舞い状/詫び状/お礼状/ 招待状全般 退職/お礼状(中元やお歳暮) |
宛名書き |
宛名ラベル
旧字や異体字
苗字だけ
肩書き
敬称の「殿」
連名
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宛名書きを宛名ラベルで代用することは、余程の事務的な内
容以外は失礼になります。挨拶状などの儀礼的な場合は筆耕 もしくは宛名印字が礼儀です。
相手の氏名の漢字がパソコンで表示できない場合でも、失礼
がないように正確な表記を心がけましょう。 挨拶くんでは、名簿への変換コード記載により、その後の宛 名書きも常に変換されます。
相手の苗字しか判明していない場合、苗字だけで送ることは
できる限り避けましょう。初回を苗字だけで送る事は、次回 以降も不明のままになり易く、相手に良い印象を与えませ ん。可能な限りフルネームでの名簿作成に努めましょう。
肩書きを苗字の後に続けて「本宮総務部長様」とする事は避
けましょう。肩書きは氏名の前に付けて「総務部長 本宮光 雄様」とします。
以前は公用において「殿」を使用していましたが、差出人と同
等、目下という解釈もあるため、近年では、使用を避けた方が 無難です。
法人宛ての場合の連名は「回し読みをしてください」となり、
多忙な方や出張等で不在の場合に手間をとらせてしまうこ とになりますので、避けた方が)無難です。 |
差出人 |
氏名の明記
移転
日付
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法人として挨拶状を送付する場合は送付側の責任を明確に
することが礼儀です。会社名の記載のみではなく、可能な限 り、差出人の責任者の氏名の記載を心がけましょう。
法人の住所移転の挨拶状では移転日の前に送る挨拶状では
旧住所で記載し、移転後に送る挨拶状では新住所で記載しま す。
洋封筒の場合、差出人は通常左側へ配置(日付も左側)し、不
祝儀の場合は右側(日付は左側)に配置します。長3封筒の場 合、通常は中央(日付は左側)か左側(日付は右側)へ配置しま す。ただし日付は最近ではほとんど省略されます。 |
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封緘印 |
封緘印
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儀礼的な場合、正式には無断で開かれることを禁じる意味で
封緘印を押します。「〆」は略字なので正式には「封」や「緘」 が正しい封緘印となります。慶事では「寿」や「賀」も使用され ます。 |
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送付時期 |
会社設立、開業
招待状全般 移転
行事・催し
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2週間程前に届くように送付します。
1ケ月程前を目処に送付します。
万一、移転後に送る場合は新住所で記載します。
1ケ月程前を目処に送付します。
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